初心者向けExcelRPAツールデジピタ!~第5回 デジピタの便利な機能"2つのデータから差分をリスト化"してみよう~

2019/12/23

2019/12/23



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(今回のブログではデジピタ!の機能を活用して、

 2つのデータから「差分のあるデータのみをリスト化」する方法についてご紹介します!)

去年と今年で内容変更があったお客様をリスト化したい!

・・・う~ん・・・

あおいちゃん、こんにちは!

こんにちは、ピタリナ!いいところに!
前に言っていた去年のお客様データ今年のお客様データを比べて、
住所が変わっていないか確認したいんだけど、 どうすればいいのかよくわからないの

比べたいExcelファイルはデジピタ!に読み込んである?

うん、去年のデータと今年のデータと取り込んであるよ!

今年のデータを元にして、去年と変更があったか確認するのでいいのかな?

うん、そう!

あおいちゃんはどうすればいいと思う?

前回教えてもらった"他のデータから列を取り込む"機能で、
顧客コードと住所で2つのリストを結合してみて、
顧客コードや住所が空白になっているデータがくっつかなかったってことだから、
住所が変わった企業なのかなって思ったんだけど・・・

けど?

新しく増えた企業も去年のリストに顧客コードがなくて空白になっているから、
住所が変わったのか新規なのかわからないし、
住所が変わった企業も元の住所が取得できないから、
何が変わったのかわからないの

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ピタリナ、どうしたらいいの?

"他のデータから列を取り込む"機能を使うところは合ってるよ

そうなの?

あおいちゃんは企業コードと住所でくっつけたって言っていたけど、
企業コードだけでいいんだ。住所は、今の住所の下に並べてみよう

はーい!
[全体]・・・
[データのマージ]・・・
[他のデータから列を取り込む]・・・
参照先表編集データに去年のファイルを指定して(①)、
顧客コードがくっつける条件になるから、両方のファイルから下にドラッグして(②、③)・・・
列を足したい住所を右に(④)・・・

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あ、"住所"が"住所(2)"になったよ!

そうなんだ、列名が同じ名前の場合、自動的に数字を振ってくれるんだよ

足した方が名前が変わるからわかりやすいね!

もっとわかりやすくするために、列名を自分で変えよう
"住所(2)"のメニューで"列名の変更"を選んで

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新しい列名を入れればいいのね

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そう!じゃあ、データを比べていこう

どうやるの?

デジピタ!には、列と列を比較する機能があるんだ!
"住所"の列で、[行/列の変換]、[比較した列を追加]の順に選んでみて

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"住所(前年)"列を右にドラッグして、
比較方法で"異なる文字数を表示する"を選んでね

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間に数字が出てきた!

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フィルタで文字列の種類を選択して、"0"と"(blank)"を選んだあと、
右上の反転を押してみて。"(blank)"は、
データが取得できなかったってことだから、 今年増えたお客様の分だよ

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おお、1以上のデータになった!・・・あれ?同じようなのも入っているよ

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"―"(ハイフン)が半角か全角かの違いを拾っているみたいだね
比べるデータの条件が異なる時は、全角から半角に変換などを先に行い、
データをクレンジングしてから比較するのも作業するポイントだよ

はーい。操作履歴を1つ戻って、クレンジングしてからもう一回やってみる

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今回は、"住所"のデータだけを取得したけど、
去年のデータから"電話番号"や"氏名"など 他のデータも一緒に取得することで、
他のデータも比較できるよ
しかも、操作履歴を保存しておけば、また次回比較する時に読み込むだけで大丈夫

それは簡単だね!データの内容が違っても大丈夫なの?

列名や読み込むデータ名を一緒にしておけば大丈夫だよ!
今回の定義は、読み込むデータを"前年度問い合わせデータ.xlsx"
と言う名前で作ったから、 次回も同じ名前で作ろうね。
忘れても開いた操作履歴を見てみると、 何のファイルから読み込んでいるか書いてある

はーい。簡単に去年と違いのあるデータが作れたね。ありがとう、ピタリナ!

どういたしまして!




ねぇ、ピタリナ。実は他にもExcelで加工しているファイルがあるのだけど、
デジピタ!で楽になったりするかな?

どんな作業をしているの?

Webのセミナー申し込みサイトから申込者の一覧をcsvで出力して、
MA(マーケティングオートメーション)ツールに取り込むのだけど、
毎回、MAツールの取込に合わせてデータをコピペしたり住所や 電話番号の形式を整えたりしている

もちろん、デジピタ!で実行可能だよ! システムに取り込むファイルを作る方法は
大きく二通りあるから、次は1つずつ説明していくね!

ありがとう!

◇まとめ◇

デジピタは、異なる2つのデータを比較して、変更があったデータを簡単に見つけることができます!

※登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。


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