1.【難易度:低】マクロで自動化する
2.【難易度:中~高】VBAで自動化する
3.【難易度:高】Pythonで自動化する
4. ツール(デジピタ!)を使う
マクロは、複数の操作を記録し、再現できる機能です。マクロ自体はプログラミングの知識がなくとも利用することができます。録画をするように記録の始まりと終わりを指定することで、 あなたのExcel操作を記録し、自動実行できます。マクロ機能は開発タブから利用できますが、デフォルトでは開発タブが表示されていません。ファイルタブのオプションから表示させましょう。
上記のようにマクロの記録は、「開発」メニューから「マクロの記録」ボタンを押すことで行えます。 Excelを自動化する方法としては、マクロは難易度が低めの方法です。しかし、複雑な操作を思い通りに自動化することは中々難しいのが欠点です。マクロを使ってさらに複雑な操作を行うためには、次に紹介するVBAと組み合わせて利用する必要があります。
VBAとは、Visual Basic for Applicationsの略であり、Microsoftが提供するプログラミング言語です。開発タブ内の「Visual Basic」から利用することができ、コードを記述することでExcelの自動化を可能とします。
Python(パイソン)とは、オープンソースのプログラミング言語の一つです。オープンソースであるため、無料で誰でも利用することができます。 Pythonの特徴は、コードが簡潔で書きやすく、読みやすいところにあります。プログラミング初心者でも習得しやすいプログラミング言語として人気です。ほかにも、さまざまな開発を行うためのライブラリやフレームワークが豊富で、AI(人工知能)開発でも利用されています。Pythonを活用してExcelを自動化するイメージは、PythonでExcelデータを読み込み、データを処理してExcelファイルとして出力する、というものです。Pythonのコードを記述して実行することで、Excelファイルを読み込み、Python上で処理を行ってExcelに返す、と考えると分かりやすいでしょうか。VBAと異なり、Microsoft Office製品用に開発されたプログラミング言語ではないため、Excelの自動化に関してはVBAよりも難易度は高くなります。 Pythonは、WebアプリケーションやWebサービスの開発でも利用されており、YouTubeやInstagramなどもPythonによって開発されたものです。
VBAよりもさらに高度なプログラミングを学びたいのであれば、Pythonはおすすめです。
マクロ、VBA、Pythonと紹介してきましたが、複雑な操作を自動化することは中々難しかったり、プログラミングをイチから勉強する必要があるなどハードルが高いのも事実です。複雑な操作をプログラム言語を覚えずに行いたい方は、「デジピタ!」もご検討ください。
「デジピタ!」は、操作手順の自動化を、ExcelのマクロやVBA、Pythonを使わずに実現することが可能です。 「デジピタ!」には、煩雑な作業を自動化する機能が搭載されており、「デジピタ!」上で行った操作を記録して、あとから何度でも呼び出すことが可能となっています。
「デジピタ!」は、基本的な操作であればプログラミングの知識が必要ありませんので、Excel操作を自動化する際の選択肢の一つとして検討してみてください。
Excelで自動化を実現する場合、多くの人はVBAやPythonなどのプログラミング知識が必要だと思っていると思います。
たしかに、プログラミング知識があれば、さまざまな自動化が可能となりますが、敷居が高く、中々身に着けられるものではありません。 マクロだけでも自動化は可能ですが、複雑な操作を自動化させることは難しく、どうしてもプログラミング知識が必要に感じてしまうでしょう。 「Excelの自動化はしたいものの、プログラミング知識がない」と諦めている方は、自動化するための手段として「デジピタ!」の導入もぜひご検討ください。
特に、表記ゆれの統一など、文書としてExcelを整形するための自動化を考えている方には強力なサポートになるはずです。