kintoneプラグイン「ATTAZoo+」はノーコード開発/伴走支援の強い味方!
株式会社ロケットスタートホールディングス様
【会社プロフィール】
会社名
|
株式会社ロケットスタートホールディングス |
---|---|
設立 | 2014年1月 |
本社 | 茨城県つくば市 |
事業内容 | 求人広告事業・採用育成支援事業・WEB制作事業・システム開発事業・IT関連事業 |
URL | https://www.rshd.co.jp/ |
株式会社ロケットスタートホールディングス様は、DXを推進する多くの企業を支援しています。
「スピード感を持って開発し、要望に柔軟に応えていくにはノーコード開発が不可欠」という方針のもと、
JBアドバンスト・テクノロジー(以下JBAT)のATTAZoo+をkintoneと組み合わせて提案いただいています。 ATTAZoo+がシステム構築にどのように役立つのか、
DXマッチング事業部 プロジェクトマネージャー 桐山 佳奈絵 氏にお話を伺いました。
『ATTAZoo』 導入前の課題
・kintoneでカスタマイズ開発をすると、要件変更に柔軟に対応できず開発コストがかさむ『ATTAZoo』 導入後の効果
・従来は必要だったカスタマイズ開発が不要になり、お客様に対して低コストかつ柔軟な対応が可能にー株式会社ロケットスタートホールディングス様の事業内容についてお聞かせください。
(桐山様)もともと当社はリクルートの代理店出身である社長が設立した会社です。
現在は「採用」と「DX」の力で、求人広告事業の他にWeb制作やDX推進の事業を展開しています。
設立当初から社内でkintoneを営業支援ツールとして活用しており、そのノウハウを元にパートナー企業のkintone導入を支援するようになりました。実績を積み重ねていく中で様々な業種のお客様からのご相談を受けることが増えていき、 現在のDXマッチング事業部が設立されたという経緯があります。
ーDX推進事業部ではどのようなお客様が多いのでしょうか。
(桐山様)中小企業が中心で、大手企業であれば事業部単位での案件が多いです。
幅広い業種のお客様を対象として、お困りごとに応じて様々なソリューションを組み合わせてご提案しています。
ーkintoneを提案するのはどのようなケースでしょうか。
(桐山様)kintoneは様々な業務に適用できますが、特に営業の案件管理はkintoneと相性が良いと思います。kintoneに経費精算や会計、契約書といったクラウドサービスと組み合わせてご提案することも多いです。 kintoneのようなノーコード製品が登場する前は、オーダーメイドで構築するか業務パッケージを利用するか、 この2つの選択肢しかありませんでした。
オーダーメイドで構築すると要望にフィットしますがコストが跳ね上がります。一方で業務パッケージはコストを抑えられますが、お客様にとって必要のない機能が多かったり、業務内容とのギャップが大きくなったり、といったデメリットがあります。
それに対してkintoneは要望を満たしたアプリをお客様に合った規模で開発することができます。 構造がシンプルなので現場主導で柔軟に構築できるのも魅力です。 ITに詳しくないけれども業務に精通している人が活用するのにふさわしいプロダクトだと思います。
ーロケットスタート様は原則としてノーコードでkintoneのシステムを構築する方針だと伺いました。
(桐山様)その通りです。しかしこの方針に行きつくまでには変遷がありました。
当初kintoneの標準機能だけではお客様の要望を満たすことが難しく、カスタマイズ開発をしてシステムを構築していました。 ただ、お客様は最初から要望がはっきりしていないことも多く、仕様が二転三転することも珍しくありません。
お客様の要望通りにカスタマイズ開発をしてしまうと、変更が入るたびに工数も費用も嵩んでしまいます。 カスタマイズ開発をすることで、kintoneの良さを引き出せなくなることもあります。
そこで、kintoneを使ったシステム構築の方向性についてメンバーといろいろ話し合いを重ねた結果、 まずはお客様にkintoneの特性を理解していただいた上で、なるべくkintoneの標準機能+プラグインで実現できるシステムをご提案しよう ということになり、kintoneの導入支援をメインにしたiTantoサービスを立ち上げたのです。
iTantoサービスの詳細はこちら : https://itanto.rshd.co.jp/
ーATTAZoo+はどんなきっかけで知りましたか。
(桐山様)サイボウズ主催の大規模イベント「Cybozu Days」に行った時に知りました。
検索窓や自動採番、データの一括更新といったよく使うであろう機能が揃っていて、これは便利だと思いましたね。従来はそれらの機能をひとつひとつ開発していましたが、ATTAZoo+があればその必要もありません。
どんなアプリにも使える汎用性があり、ぜひ活用したいと思いました。今では基本的にATTAZoo+をkintoneに組み合わせてご提案しています。ATTAZoo+はノーコードのシステム構築に舵を切る原動力になりました。
ーATTAZoo+のメリットはどんなところにありますか。
(桐山様)プラグインは利用料が上乗せされてお客様の負担になってしまうため、 私たちも提案をためらうことがあります。
その点ATTAZoo+のプラグインはリーズナブルな価格で汎用的に使える機能がセットになっているので、お客様にメリットが多くおすすめしやすいです。また設定画面がわかりやすいため、お客様に「この設定は後から変えられますよ」と伝えられるのも大きなメリットです。 ニーズが変わってもお客様ご自身で変更できるため、お客様の満足度も高まりました。
ATTAZoo+を使うようになってからは変更した際に他の機能に影響が出るといったトラブルもありません。 プラグインは受託開発したものを製品化することが多いと思うのですが、その場合なかなか機能追加に投資をするのが難しいと思います。それに対してATTAZoo+は頻繁にアップデートされており、既存のお客様にとってもどんどん便利になっています。私たちから「こんな機能が欲しい」と要望を出すと、優先順位をつけて対応してくれるのも嬉しいですね。 プロダクトベンダーのマインドを持っているJBATは信頼を置ける存在です。
ーATTAZoo+のおすすめプラグインについてお聞かせください。
(桐山様)「簡易検索+」「入力サポート+」「自動採番+」は作りこみが全く不要になったのでインパクトは大きかったですね。最近では「テーブルデータ転送+」がかなり使えると感じています。例えば経費精算を登録すると、プロジェクト別や社員別に経費の合計をレポートする、といった様々な切り口での集計に利用できます。
ー今後の展望をお聞かせください。
(桐山様)kintoneはその特性を理解した上でシステムを構築することが大事です。 ノーコード製品だからといって、全く知識のないまま進めてしまうと、業務改善に役に立つようなシステム作りは難しいと思います。
私たちの iTanto伴走支援サービスは、お客様にkintoneの特性をご理解していただきながら、 現場の方がシステム作りができることも目標にしており、お客様の社内においてDXを推進する人材育成にも取り組んでいきたいと考えております。
kintoneの特性や使い方を学べば、後はお客様ご自身が持っている業務知識でアプリを開発できるようになるでしょう。 最近では私たちが開発したkintoneのアプリを参考にしてお客様の営業部門が独自でアプリを開発し、さらに他の部門へ展開していったという例もあります。数多くの案件を経験している私たちプロを活用し、お客様が自らの力でDXを実現することを目指しています。
iTanto導入事例 : https://www.rshd.co.jp/work/dx-support/
ー本日は貴重なお話をありがとうございました。