計数から開放され、膨大な集計作業がワンボタンで実現!
ATTAZoo+「集計サポート+」で全てのアプリをひとまとめ/矢内石油様
矢内石油様は福島県西白河郡中島村において地域密着型でお客様にエネルギー、お住まいのリフォーム、
自動車のケアなど「くつろぎの場を提供する」ことをミッションとして、サービスを提供している。
創業から現在まで一貫して地域のお客様を優先し、時代が変わっても「いつもの暮らしを支えること」にフォーカスし、
サービスとして提供し続けてきた。
矢内石油では、営業の仕事を始めとして事務の仕事や情報共有を行うツールとしてExcelで利用していた。しかし、クライアントソフトであるExcelには限界があり、リアルタイムに情報が共有出来なかったり、細かな情報の伝達漏れが起きることも。そして時にはクレームに繋がることもあったという。
「最初は私と妻との2人コミュニケーションでよかったのですが、従業員を2人雇うと、1本のコミュニケーションパスが6本に増える事になります。メールや電話では抜け漏れが時生じるので、一つのデータベースに入れてそこを見に行くようにするほうが合理的だと感じていました」
と語るのは矢内石油でシステムの構築に携わった矢内 哲 氏。
そこで矢内石油では、情報共有ツールとしてまずサイボウズLiveを導入した。サイボウズLiveの導入により、訪問履歴などコメントの共有ができるようになった。 しかし、売上や原価などの計数管理は結局Excelを使わなければならず、Excelの登録とサイボウズLiveの二重登録が煩わしかった。一元管理が出来ないことにより、情報の同期ができず、計数管理も甘くなる事がしばしばだったという。 サイボウズLiveは情報共有に便利なツールだったが、データベース化できないことや、二度手間が解消されない、情報共有に時間がかかるといった課題も出てきていた。 そこで矢内石油では、2016年1月にkintoneの導入を決めた。
「ベンダーには構築を依頼せず、サイボウズさんが主催するkintoneカフェも利用しながら自分で試行錯誤して2つのアプリを作って導入しました。」
kintoneはわかりやすいツールなので、導入時に躓くようなことはなかったという。
「当社は課題が明確だったので、導入は絶対に成功すると思っていました。課題中心ではなく、あれもこれもとやりたいことだけだと失敗したでしょう」
さらに矢内氏は『kintoneは現場が使ってこそ威力を発揮するツールだ』と語る。
「kintoneの導入速度と現場の習熟速度が乖離すると失敗すると思います。kintoneは自分たちで育てて行くシステムだと感じています。最初はそれまでに運営していたExcelとサイボウズLiveを合体させたアプリケーションを2日くらいで作りました。スモールスタートなのがうまく行ったポイントだと思います。」
矢内石油では、売上や予実など数字で事実を知りたいことと、お客様とのやり取りにおいて、細かな情緒を知りたいというのがやりたいことだったという。
「リフォームのお客様カルテをkintoneで実現出来ました。いつ電話した、いつメールしたといった内容を関連レコードで1アプリ化しました。そして訪問先ではコクヨさんの『CamiApp S(※)』を使って打合せメモを画像とテキストで保存しています。例えばお客様宛に書いたのお礼状なども画像で保存しているので、いつどういったやり取りをした、ということもkintoneで一元管理しています。」
矢内氏はkintoneに関する情報は、様々なアプリ情報も含めて自分で調べて、使ってみているという。ただ闇雲にではなく、自社の業務課題を解決できそうなものをユーザー同士の情報交換の場である『サイボウズHive』やWebのレポートから情報収集し、採用するようにしているとのことで、ますますkintoneの活用が進んでいる。
コクヨ株式会社が提供する『CamiApp S』(キャミアップS)
紙に書くだけでデータ化できる、手書き入力支援ツール
▼Webページ(コクヨホームページにジャンプします)
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/camiapp-s
そうした情報収集を続けていくうちに、プラグインを使うとさらにkintoneが便利に活用できることがわかってきたという。
「去年のCybozuDaysですべてのブースで話を聞きました。そこで出会ったのがJBATの『ATTAZoo+(アッタゾープラス)』でした。正直ATTAZoo+は9個のプラグインがワンセットになっているので、これだけ有ったらなにかがハマるだろうという思っていましたが、まず当社なら検索プラグインが利用できそうだと思いました。他社にも似たような機能のプラグインは有りましたが、1製品で数十万という価格設定はちょっと敷居が高く感じました。ATTAZoo+はお試し期間もあったので、まずは検索プラグインだけ使ってみて、採用を決めました」