『Google Chrome』バージョンアップに伴う対応について

2021/09/30
更新日:2021年9月3日

2021年6月18日

日頃から、弊社製品をご利用いただき誠に有難う御座います。


Google社は、ChromeをRFC1918(プライベートネットワークアクセス)へ準拠した仕様へ変更するとのアナウンス(2021年3月) がされております。


〇Googleアナウンス
https://developer.chrome.com/blog/private-network-access-update/
※アナウンスではChrome102以降RFC1918に準拠していないとアクセスできなくなると更新されています。


今後、この仕様変更が適用されたChromeがリリースされると、SSL対応もしくはChromeの設定変更を行っていないと、PrintPro 2.0 Web印刷(マルチブラウザー)からの印刷ができなくなる恐れがありますので、早めにご対応していただきますようお願いいたします。


【影響があると想定されるお客様】

・PrintPro 2.0 Web印刷(マルチブラウザー)をご利用のお客様

・WebReport 2.0 Smartシリーズ、SmartBI、およびREPORT EYE エントリー版で
   印刷定義をご利用のお客様
 

   (V5.9.5以前のバージョンをご利用のお客様、およびV5.9.5以降のバージョンでもサーバーの設定で

  PrintPro Web印刷(IE専用)を使うように設定されているお客様には影響ありません)



対応方法

対応方法は2種類ございます。

 
1.WebアプリケーションのSSL化
2.Chromeの設定変更


※WebReport 2.0 Smartシリーズ、SmartBI、およびREPORT EYE エントリー版は、 以下の【2.Chromeの設定変更】での対応をお願いいたします



1.WebアプリケーションのSSL化

PrintPro 2.0 Web印刷(マルチブラウザー)を組み込んでいるWebアプリケーションをSSLに変更をお願いいたします。 また、PrintPro 2.0 Web印刷(マルチブラウザー)の「pp20mbclient.exe」を使用してインストールを行っている場合、 「pp20mbclientadmin.exe」を使用して再インストールする必要がございます。

 (既にSSLになっている場合には、再インストールや修正を行う必要がなく動作いたします。)


2.Chromeの設定変更

上記、SSL対応ができない場合、Chromeの設定を変更し対応願います。
 
■「設定変更手順」

①以下内容をChromeのアドレスバーに入力して設定画面を表示してください。  
 chrome://flags/#block-insecure-private-network-requests 
 
②表示された設定画面の上部に表示されている「Block insecure private network requests.」の設定を「Disable」へ変更してください。

③Chromeを再起動してください。
 
以上となります。 

※現在はこちらの設定変更で動作いたしますが、こちらの設定も将来的には消失する可能性がございます。 
   WebアプリケーションのSSL化を早めに行っていただきますようお願いいたします。

※Chromium版Edgeをご利用のお客様も同様の対応が必要になります。


【お問い合わせ先】

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社 

 お問い合わせフォームはこちら