GoogleChrome　バージョンアップに伴う弊社各製品の対応について

拝啓　時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 

日頃から、弊社製品をご利用いただき誠に有難う御座います。 

2021年6月18日と9月30日付で、下記の案内をさせていただいておりますが、対応策として案内している【Chromeの設定変更】の「Block insecure private network requests.」がChrome 108から利用できなくなることが確認されました。

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Google社は、ChromeをRFC1918(プライベートネットワークアクセス)へ準拠した仕様へ変更するとのアナウンス(2021年3月) がされております。 https://developer.chrome.com/blog/private-network-access-update/ ※アナウンスではChrome102以降RFC1918に準拠していないとアクセスできなくなると更新されています。 今後、この仕様変更が適用されたChromeがリリースされると、SSL対応もしくはChromeの設定変更を行っていないと、PrintPro 2.0 Web印刷(マルチブラウザー)からの印刷ができなくなる恐れがありますので、早めにご対応していただきますようお願いいたします。

【2023年3月７日追記】

Chronium Edge バージョン 110.0.1587.57で、Chrome 108と同様に「Block insecure private network requests.」が利用できなくなることが確認されました。Edgeで該当する製品をご利用のお客様で印刷できない現象が発生した場合、以下の対応方法の実施をお願いします。

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【影響があると想定されるお客様】

  ・プライベートネットワーク※1外のWebアプリケーションに、httpアクセスしてPrintPro 2.0 Web印刷(マルチブラウザー） をご利用のお客様

  ・プライベートネットワーク※1外のWebReport 2.0 Smart、SmartBI、およびREPORT EYEエントリー版に、 httpアクセスして印刷定義をご利用のお客様

   ※1 プライベートネットワークのIPアドレスは、以下の範囲です。 10.0.0.0～10.255.255.255 （10.0.0.0/8）、

      172.16.0.0～172.31.255.255 （172.16.0.0/12）、 192.168.0.0～192.168.255.255 （192.168.0.0/16）

   ※2 ご利用環境の構成によっては、現象が発生しない可能性があります。

弊社と致しましては、今後もお客様へのサービス向上に最善の努力を尽くす所存でございますので、　　 

引き続きお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

敬具

対応方法

【PrintPro 2.0 Web印刷(マルチブラウザー）をご利用のお客様】

  １．WebアプリケーションをSSLの構成に変更してください。※

  ２．サポートサイトからSSL証明書更新モジュールをダウンロードし、PrintPro2.0 Web印刷(マルチブラウザー)から印刷を実行する PCへ適用してください。SSL証明書更新モジュールの実行には管理者権限が必要です。

【WebReport 2.0 Smart、SmartBI、およびREPORT EYE エントリー版で印刷定義をご利用のお客様】

  １．Chrome バージョン: 108.0.5359.72へアップデート後、印刷定義を利用して印刷ができない現象が発生した場合は、 SSLの構成に変更してください。※

  ２．サポートサイトからSSL証明書更新モジュールをダウンロードし、印刷定義を実行するPCへ適用してください。 SSL証明書更新モジュールの実行には管理者権限が必要です。

  

   ※SSL(HTTPS)にするためには、HTTPサーバー/リバースプロキシ/FWなどにサーバー証明書を入れるなどの作業が必要です。証明書の取得・設定なども含め、サーバー設定を行っているパートナー様へご相談ください。

今回のChromeへの対応は、Chromium版Edgeをご利用のお客様も同様の対応が必要になります。 

機能の確認方法や、設定変更作業などでご不明や点がございましたら、 恐れ入りますがサポートサイトよりお問い合わせください。 

ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。