プリンタセッションのダイレクト印刷でジョブの先頭と終りにコマンドを追加する方法
FALCONのプリンタセッションでダイレクト印刷を行う場合は印刷ジョブの最初と最後にコマンドを追加記述することができます。コマンドを設定したい場合は以下のように行ってください。
1)SecureTerminalにAdministratorでログインします。
2)スタートを右クリックし、エクスプローラーを起動します。
3)c:\program files\Falcon\Setup.Infをダブルクリックし開いてください。
4)該当セッション[SESSIONn]に以下の記述を追加します。
Printer-Initialize = "<コマンドの記述>" (ジョブの先頭)
Printer-Terminate = "<コマンドの記述>" (ジョブの終り)
注)<コマンドの記述>の部分には、Falconのダイレクト印刷で設定したプリンタで使用可能なコマンドを16進表示で記述します。
例:ジョブの先頭に5577用のプリンタ初期化命令を追加する場合:
Printer-Initialize="1B7E010000"
コマンドの前後はダブル・クォーテーション(二重引用符)「"」で必ず囲んでください。
また、それぞれの追加コマンドに含められるバイト数には次のような制限があります。このバイト数を超えないようにしてください。
Printer-Initialize:最大240バイト
Printer-Terminate :最大 45バイト
5)Setup.infを保存してください。
6)設定を保存するため一度SecureTerminalをシャットダウンします。
*SecureTerminal XP Embedded版では一般のPCとは異なり、データや設定値などの保存作業は、OS上で「書き込みの許可」が設定されている場合にのみ、シャットダウン時におこなわれます。
通常、「書き込み許可」が設定されるのは、Administratorグループのメンバーとしてログインされた場合です。なお、電源投入後、一度でもAdministratorグループのメンバーとしてログインされると、途中でUserグループのメンバーとしてログインしなおしたとしても、シャットダ ウンされるまでは、「書き込みモード」が維持されます。