Qanat Universe 利用規約(API公開用)

「Qanat Universe」は、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、「JBAT」という)が提供するデータ連携活用向けクラウド基盤です。お客様は、お客様が利用する主たるソフトウェア(サービス)(以下、「主サービス」という)を他のソフトウェア(サービス)と連携して利用することを目的として、Qanat Universe上で主サービスのAPIを利用することができます。「Qanat Universe(API公開用)」を購入したお客様(以下、「利用者」という)は、以下に記載のとおり「Qanat Universe 利用規約(API公開用)」(以下、「本規約」という)の各条項に従うものとします。

第1章 Qanat Universe


第1条 (Qanat Universeの利用)
JBATまたはJBATが指定した第三者(以下、「販売者」という)から別途の契約(以下、「購入契約」という)に基づきQanat Universe(API公開用)を購入した利用者は、当該購入契約に定めるところに従い、Qanat Universeを利用することができるものとします。なお、本規約は、販売者およびJBATに対する利用者の義務およびJBATの権利を規定します。また、本規約に明記するものを除き、利用者がJBATに対し直接の権利を有することはないものとします。

第2条 (Qanat Universeの機能)
1.利用者は、販売者またはJBATの指定するクラウド基盤上のサーバーにアクセスすることにより、インターネット環境を通じQanat Universe上の主サービスのAPIを利用することができます。Qanat Universeの機能の範囲および制限等の詳細については、Qanat Universeの所定仕様のとおりとし、API公開以外の機能の利用を希望するときは、別途、購入手続きを経ることを要するものとします。
2.Qanat Universeには、Qanat Universeに関連した文書ならびにJBATまたはJBAT以外のQanat Universeに関する正当な権限者(Qanat Universeの構成要素の供給者、著作権者、使用許諾者を含む、以下、「ソフトウェア権利者」という)による改善、改良、変更、修正、拡張または更新(以下、「ソフトウェア更新等」という)も含まれるものとします。ソフトウェア更新等は、原則としてソフトウェア権利者の裁量により、随時実施されるものとします。

第3条 (クラウド基盤)
1.利用者は、利用者の利用環境からアクセスして、第25条(特記事項)第1項に定める、あるいは別途販売者またはJBATから指定されたパブリッククラウド上で稼動させる方法によってのみ、Qanat Universeを利用することができるものとします。
2.パブリッククラウドおよび利用サーバー等の指定仕様ないし提供容量の制限等があるときは、購入契約に記載されるものとします。記載された仕様ないし利用可能な提供容量等の変更を利用者が希望する場合は、別途販売者に申入れの上、所定の料金を支払うものとします。なお、購入契約においてJBATの指定仕様ないし容量制限に関する記載がされなかったことにより、万一利用者が不利益を受けることがあった場合であっても、JBATは責任を負わないものとします。
3.利用者は、本規約の他、Qanat Universeが利用するパブリッククラウドに係るサービス提供者(以下、「クラウド事業者」という)の定める利用規約に従うものとします。なお、当該利用規約を利用者が認識しないことによる不利益についてはJBATは、責任を負わないものとします。また、クラウド事業者による利用規約の変更は、利用者の免責事由とはならないものとします。

第4条 (使用許諾)
1.JBATは利用者に対し、利用者が本規約を遵守することを条件として、JBATが自ら有する権限に基づきQanat Universeの機能を利用者が利用する非独占的権利を許諾します。本規約の他、アドオンやカスタマイズ等に伴うものを含め、個別の購入契約固有の詳細サービス内容ないし提供条件等があるときは、購入契約に定めるものとします。
22.前項に基づく使用許諾は、利用者自らの主サービスによる業務処理の目的の範囲内に限られるものとし、利用者は、JBATの許可なくして、第三者へ提供する商用サービスの一部ないし一環としてQanat Universeを利用することはできないものとします。
3.Qanat Universeの利用に関し、JBATまたはソフトウェア権利者により、他の書面あるいはWeb上の記載(別途指定するサイトURLを含む)等を通じ、本約款の他当該ソフトウェア固有の利用条件、使用許諾条件、ポリシー等が明示されている場合、それらは一体としてQanat Universeの使用許諾条件を構成するものとし、利用者は、本約款に加え、当該条件等を遵守することを要するものとします。なお、当該明示の効力については、前条(クラウド基盤)第3項「なお書」以下に準ずるものとします。
4.利用者は、主サービスの利用を開始することによりQanat Universeの利用条件、使用許諾条件等に同意したものとみなされます。

第5条 (利用可能時間帯)
1.Qanat Universeの利用可能時間帯は、主サービスまたは連携する他のサービスに従うものとします。この他パブリッククラウドの利用時間が制限されている場合は、Qanat Universeの利用可能日、利用可能時間帯は、当該利用時間に従うものとします。
2.次の各号のいずれかに該当する場合は、JBATは、Qanat Universeの全部または一部を、必要な期間、停止することができるものとします。
(1)施設、設備、システムの法定点検、保守点検、改修工事等を行なう場合、またはシステムへの修正プログラムの適用、機器のファームウェア更新等、システム保全に必要な作業が行われる場合。
(2)施設、設備、システムの障害およびその復旧作業ならびにその他やむを得ない事由が発生した場合。
(3)電気通信設備の障害が発生した場合。
(4)第三者の故意または過失による不具合に対し対策を講じる必要が生じた場合。
(5)電気通信事業者が電気通信役務の提供を停止または中止することによって、またはサーバーの運用事業者ないしクラウド事業者が役務の提供を停止または中止することによって、Qanat Universeの提供が困難になった場合。
(6)コンピューターウイルス感染、または感染防止の手段として、Qanat Universeの停止が必要とJBATが認めた場合。
3.前項の場合の他、JBATがQanat Universeを継続的に提供することが著しく困難となる格別の事情が生じたときは、JBATは直ちにQanat Universeの提供を中止することができるものとします。

第6条 (利用条件)
1.利用者は、主サービスと共にQanat Universeを適時、適切かつ安全に利用するために必要なクラウド基盤(Qanat Universeを除く)の利用にかかる関連サービスおよびその他のハードウェアを含めた利用環境を自らの責任と負担で用意し、主サービスに関し他ソフトウェア等とのバージョン対応状況を確認し、Qanat Universeを含む主サービス利用の障害となる可能性のある事象があるときはこれを除去してその環境を保持するものとします。
2.Qanat Universeを利用するための、インターネットの回線やクラウド基盤への接続条件は、当該回線やクラウド基盤等を提供するサービスの内容に従うものとします。なお、主サービスおよびQanat Universeの利用にあたり、利用者は回線を準備するものとし、回線に関し生じた問題についてはJBATは責任を負わないものとします。
3.利用者は、Qanat Universeを日本国内においてのみ利用するものとし、JBATの書面による事前の許可なくして海外でQanat Universeを利用し、または海外からアクセスしてはならないものとします。
4.利用者は、主サービスと共にQanat Universeを利用するにあたり、処理しようとするデータあるいは関係するデータ・プログラム等について、適切な防禦措置あるいは必要に応じ再生が可能となるような対策を実施しておくものとします。それらのデータ・プログラム等の最新のAPIとの互換性の確認、保存、安全管理措置については利用者の負担とします。
5.利用者は、購入契約に基づき販売者を通じJBATに通知された事項を含め、JBATがQanat Universeを提供するために必要となる条件ないし情報に変更が生じたときは、速やかに販売者を通じJBATに対し明示的な方法により変更内容を通知するものとします。
6.前各項の他、本規約上求められる利用者の義務、措置ないし対策の未実施に起因して利用者または第三者に生じたQanat Universe提供の不能、損害ないし費用等については、利用者がその責任を負担するものとします。

第7条 (ライセンス)
主サービスに関し許諾ライセンス等に関る制限等があるときは、Qanat Universeについてもそれに従うものとします。

第8条 (IDおよびパスワード管理)
1.Qanat Universeの利用にあたりライセンスキー、IDないしパスワード等(以下、「ID等」という)が必要となる場合は、利用者は、それらの管理を行ったうえでのみ利用できるものとします。
2.前項の場合、利用者は、ID等を適切に管理する責任を負い、利用者から正当な権限を付与された利用者の管理下にある利用者に利用させる場合を除き、一切第三者に利用させあるいは譲渡、貸与、開示等してはならないものとします。
3.利用者が設定したID等の下でなされた行為は、全て利用者の行為とみなされ、利用者は、その結果について全て責任を負うものとします。
4.JBATが利用者からID等について紛失・喪失およびセキュリティに関する問題発生の報告を受けまたはJBATにおいてこれを知ったとき、あるいはID等の不正発行を知ったときは、JBATは、緊急措置としQanat Universeの利用停止またはアクセス制限等のJBATが適切と判断する手段をとることができるものとします。

第9条 (制限事項)
1.利用者は、Qanat Universeの利用に際し、次の各号に該当する行為を行なってはならないものとします。
(1)JBATの事前の許可なくして、Qanat Universeのプログラムをダウンロードあるいは自らのハードウェア等にインストールすること。
(2)コンピューターウィルス他の有害なソフトウェアをQanat Universeを通じてまたはQanat Universeに関連して使用しあるいは第三者に提供すること。
(3)Qanat Universeのプログラムの複製、変更、他のソフトウェアとの結合、組み入れ、改変、翻訳、その他の翻案、または移殖等をすること。その他、Qanat Universeにおいて許諾された範囲を超えた使用、利用、転用等を行うこと。
(4)Qanat Universeに含まれる著作権者、その他の権利者の権利表示を変更し、除去しもしくは削除すること。
(5)Qanat Universeのプログラムをリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル等の行為をすること。その他Qanat Universeに関する正当な権限を侵害し、またはそのおそれのある行為をすること。
(6)有償無償を問わず、Qanat Universeの全部、一部またはその複製物を、頒布、譲渡、貸与または転貸、レンタル、リース、再使用許諾、担保提供、もしくは主サービスとの連携を解除しまたはパッケージ化すること。
(7)Qanat Universeを第三者に送信可能な状態でネットワーク上に蓄積すること。
(8)JBATのサーバーまたはそれに接続されているネットワークに損傷を与え、機能を停止させ、過剰な負担を与え、あるいは障害をもたらすような行為をすること。その他、Qanat Universeの適正な運営を妨げるまたはそのおそれのある行為をすること。
(9)Qanat Universeを、万一その不具合が生じた場合に死亡、人身傷害もしくは重大な物損または環境破壊等を直接もたらす可能性のある用途(原子力発電所の操業、航空機の航行、通信システム、航空交通管制、生命維持装置、兵器システム等の危険な環境(危険性の高い活動)におけるオンライン制御等を含む)に使用すること。
(10)前各号の他、公序良俗に反する行為またはQanat Universeの利用者として不適切と認められる行為をすること。
2.万一、JBATが本条に対する違反を発見したときは、事前の通知、催告等なくして、直ちにQanat Universeの提供を停止し、併せて被った損害の賠償を利用者に請求することができるものとします。
3.第1項各号違反の結果に対する一切の責任は、利用者が負担するものとします。

第10条 (情報の取扱い)
1.JBATは、次の各号のいずれかに該当する場合には、利用者がQanat Universeの利用にあたり自ら登録、入力等した情報を該当する各号の定めに基づき参照、閲覧、開示、利用等することができるものとします。
(1)刑事訴訟法第218条その他同法もしくは犯罪捜査のための通信傍受に関する法律の定めに基づく強制の処分その他裁判所の命令もしくは法令に基づく強制的な処分が行われた場合において、当該開示請求の範囲で開示する場合。
(2)特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限および受信者情報開示に関する法律第4 条に基づく開示請求の要件が充足された場合において、当該開示請求の範囲で開示する場合。
(3)生命、身体、または財産の保護のために必要があるとJBATが判断した場合において、当該保護のために必要な範囲で利用、開示する場合。
(4)JBATがQanat Universeを運営するために必要な範囲(利用料の算定、設備の維持等)において参照する場合。
2.機密情報および個人情報の保護に関するJBATの責任は、利用者とJBAT間の本規約に関連する他のいかなる合意、契約等にもかかわらず、前項、第12条(個人情報および特定個人情報の取扱い)第2項および第23条(損害賠償等)の範囲内に限られるものとします。

第11条 (機密保持)
1.利用者は、Qanat Universeを構成するプログラムの内容、ソースコード、用いられた固有の言語、規約、アルゴリズム、技術、ノウハウ等を機密として保持し、第三者に対し一切開示漏洩等してはならないものとします。
2.利用者は、Qanat Universeを使用するために必要となるシリアルナンバー、その他必要となるコード等の情報があるときは、これらを自らの責任で機密として管理し、第三者に対し一切開示漏洩等してはならないものとします。

第12条 (個人情報および特定個人情報の取扱い)
1.利用者、販売者間の契約にかかわらず、JBATは、特定個人情報(行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に定める「特定個人情報」をいう)を取扱わないものとします。
2.前項の定めにかかわらず、第10条(情報の取扱い)第1項により利用者がQanat Universeの機能を利用して行った全ての情報の登録、入力等、またその保存、保管等は、JBATまたはサービス提供者に対するそれらの開示、提供あるいは預託等の効力を生じるものではなく、利用者の責任において第6条(利用条件)に基づく安全管理措置等を講じることを要するものとします。当該登録、入力等、またその保存、保管等による結果については、利用者の負担とします。

第13条 (監査)
1.JBATは、利用者による適切なQanat Universeの利用状況、本規約の遵守状況等を監査する権限を有するものとします。利用者は、JBATが利用者に事前に通知することなく監査を実行する場合があること、JBATが必要により合理的な範囲で求める資料の提供に応ずること、JBATが当該内容をソフトウェア権利者またはJBATの再委託先(利用者に向け現実にQanat Universeの機能の一部を提供する第三者を全て含む、以下同じ)に開示する可能性があることについて、予め同意するものとします。
2.前項の監査の結果、不正利用、あるいはその他利用者による本規約の違反が判明したときは、利用者は、JBATに対し、JBATが定める合理的な補償ないし賠償をすることを要するものとします。

第14条 (保証)
1.JBATは、本約款に別段の定めあるものを除き、Qanat UniverseがQanat Universe所定の稼動条件の下、所定仕様に定める機能を有していることを保証します。ただし、使用にあたって一切のエラーや中断等がないこと、第三者の知的財産権を侵害していないことについての保証はありません。
2.JBATは、JBATがQanat Universeを提供するために必要となる正当な権限を自ら有することまたはソフトウェア権利者からの許諾を得ていることを保証します。万一、Qanat Universeの利用が第三者の知的財産権を侵害するものとして、第三者より利用者に対して何らかの請求ないし異議の申し立てがなされたときは、JBATは、自らの判断により、利用者が遅滞なくその事実および内容をJBATに通知することならびに必要となる権限をJBATに付与することを条件として、自らの責任と負担でこれを防御するか、または侵害状態を是正するための適切な措置をとることがあるものとします。
3.前2項の場合において、JBATが不具合等の是正のための合理的な努力をしたにもかかわらず、利用者においてQanat Universeを利用できる状態に至らないときは、JBATはQanat Universeの提供を中止することができるものとします。
4.Qanat Universeの完全性、商品性、有用性または品質の満足性、特定の目的に対する適合性に対する、一切の明示または黙示の保証はありません。主サービスおよびQanat Universeの選択、利用およびその利用結果については、利用者自らの判断と責任によるものとします。
5.利用者の事故、誤用、または不正利用(本規約に違反する利用を含む)から生じたQanat Universeの利用の不具合には、保証は一切ありません。
6.Qanat UniverseにJavaで開発されたプログラムのサポートが含まれている場合であっても、Javaテクノロジーにより不具合に対し自動的に対応できる機能または性質を有するものではないものとします。
7.主サービスおよび主サービスと連携する他のソフトウェア(サービスならびに)Qanat Universeに含まれている第三者のソフトウェア(オープンソースソフトウェアを含む)の著作権等の取扱いは、当該ソフトウェア所定の利用に関する規約または使用条件等によるものとします。また、当該ソフトウェアに起因する不具合または権利侵害等に関するJBATによる保証ないし損害賠償責任の負担等は一切ありません。詳細について、当該主サービスまたはソフトウェア所定の利用に関する規約または使用条件等に記載があるときは、それに従うものとします。
8.JBATは、Qanat Universeのサービス環境の安全確保を目的として、JBAT所定の合理的なセキュリティ防護措置を講ずるものとします。ただし、既知、未知を問わずセキュリティ脆弱性が全く存在しないこと、あるいはサービス環境への不正なアクセス等が完全に防止されることを保証するものではないものとします。
9.その原因にかかわらず、利用者がQanat Universeを利用するにあたり通信速度やコンピューターのパフォーマンスの低下、停止、データの損壊、その他Qanat Universe利用の結果生じた事象については、JBATは一切責任を負わないものとします。
10.JBATおよびソフトウェア権利者は、第2条(Qanat Universeの機能)第2項に定めるソフトウェア更新等により発生した、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益または特別損害を含む全ての損害について、損害発生の可能性につきJBATまたはソフトウェア権利者が予見しまたは予見し得たか否かにかかわらず、一切責任を負わないものとします。
11.前各項の場合を含め、Qanat Universeの提供不能に対する保証ないし補償については、JBATの責に帰すべき事由がある場合にいて、第23条(損害賠償等)第4項に定めるものを全てとします。

第2章 通則


第15条 (資料等の管理)
1.利用者は、Qanat Universeの利用期間中、貸与されている関連資料等があるときは、これらを善良なる管理者の注意をもって使用、管理するものとします。
2.Qanat Universeの利用が終了したときまたはJBATの合理的な指示があったときは、利用者は、貸与されている関連資料等を速やかにJBATに返還するか、その処理についてJBATの指示に従うものとします。

第16条 (知的財産権)
1.Qanat Universe中に含まれるイメージ、Webページ、写真、アニメーション、ビデオ、音声、テキスト等および文書ならびにサービス上の著作物およびその複製物の著作権その他の知的財産権は、全てJBATまたはソフトウェア権利者に帰属します。ただし、いかなる者も専有的権利を有しない第三者のソフトウェアプログラムおよび利用者が主サービスの機能を利用しその本旨に従って自ら登録、入力等した利用者または第三者の情報コンテンツは別とします。
2.別段の定めある場合を除き、Qanat Universeの利用によりJBAT、サービス提供者またはソフトウェア権利者から利用者に対し、上記を含めて著作権その他の知的財産権が移転することはないものとします。利用者は、これらの権利が、日本国の著作権法およびその他の関連して適用される法律(外国法を含む)によって保護されていることを承諾するものとします。
3.Qanat Universeの利用にあたってJBATまたは第三者の知的財産権を含む納入物が納入されている場合、Qanat Universeの利用が終了したときは、利用者はその処理についてJBATの指示に従うものとします。

第17条 (利用者による侵害)
利用者がQanat Universeの利用に関し、他のQanat Universe利用者または第三者に損害を与えたとして、他の利用者または第三者から何らかの請求がなされまたは訴訟の提起等紛争が生じたときは、利用者は、自らの責任と費用負担で当該請求または訴訟等に対応し、問題を解決するものとします。

第18条 (料金)
Qanat Universe(API公開用)の利用料金の額および支払条件等は、購入契約で定めるものとします。

第19条 (天災等による免責)
天災、地変、その他の災害、騒乱等の不可抗力、あるいは、電気通信事業者の提供する電気通信役務またはサーバーの運用事業者ないしクラウド事業者の提供する役務の不履行、ならびに通信ネットワーク、インフラの不具合他、直接的にJBATが関与することのできない事由に起因するQanat Universe提供の不履行については、損害発生の可能性につきJBATが予見しまたは予見し得たかにかかわらず、JBAT(JBATの再委託先およびソフトウェア権利者を含む)は、一切責任を負わないものとします。また、JBATの責に帰すべからざる事由による、JBAT以外のサービス提供者ないし第三者によるサービスの変更ないし中止・廃止等についても同様とします。本条の定めは、本規約上の他の全ての規定に優先するものとします。

第20条 (利用開始日)
Qanat Universeの利用開始日は、購入契約に定めるとおりとします。

第21条 (Qanat Universeの提供終了)
1.利用者または販売者が以下の各号の事由のいずれかに該当したときは、利用者または販売者の責に帰すべき事由に基づく本規約違反があったものとみなし、JBATは何らの負担ないし責任を負うことなくなく直ちにQanat Universeの提供を中止することができるものとします。その際、併せて責のある当事者に対し損害賠償の請求をすることもできるものとします。
(1)本規約上の各義務に違反し、JBATから相当の期間を定めてその是正を求められるもなお是正しないとき。
(2)仮差押、差押、もしくは競売の申請、破産、民事再生もしくは会社更生の申立を受けあるいは自ら申し立てたときまたは清算に入ったとき。
(3)事業の全部または重要な一部の譲渡、営業の廃止、あるいは変更または合併によらない解散をし、もしくはその決議をしたとき。
(4)租税公課を滞納して保全差押を受けたとき。
(5)支払いを停止したときまたは支払い不能に陥ったとき。
(6)手形を不渡りとしたとき、または手形交換所の取引停止処分を受けたとき。
(7)監督官庁より営業停止または営業免許もしくは営業登録の取消しの処分を受けたとき。
(8)反社会的勢力となったとき、または反社会的勢力が、役員または経営に実質的に関与する従業員となったとき、主要な株主または資金の提供者となったとき、あるいは取引上その他何らかの関係を有することとなったとき。
(9)その他前各号に準ずるような、Qanat Universeの提供を継続し難い重大な事由が発生したとき。
2.利用者または販売者に前項各号の事由のいずれかが生じたときは、利用者または販売者は期限の利益を失い、直ちに販売者またはJBATに対し全ての債務を弁済することを要するものとします。
3.JBATがQanat Universeを提供するために欠くことのできない第三者のサービスが、JBATの責に帰すべからざる事由により変更ないし廃止され、あるいはその他これに類する事由によりQanat Universeを提供できなくなった場合は、JBATはいつでも契約条件や料金等の中途変更を行い、あるいはQanat Universeの提供を中止し、残期間相当分の料金をJBATへの支払者に払い戻す措置を執ることができるものとします。この場合JBATは、当該事象が明らかとなった時点で速やかに販売者に通知し、爾後の対応に関する利用者と販売者間の協議を支援するものとします。なお、JBATの故意による場合を除き、本項に基づくQanat Universeの提供中止や条件変更等によりJBATが損害賠償責任を負うことはないものとします。
4.JBATは、利用者が本規約に定める利用者の義務に違反し、もってJBATによるQanat Universeの提供が困難となったときは、いつでもQanat Universeの全部または一部の提供を中止または提供を終了することができるものとします。この場合、料金の減額ないし払い戻しはされないものとします。
5.第15条(資料等の管理)第2項の場合を含め、Qanat Universeを利用するために利用者において保存、保管等されたソフトウェアのデータ等(ソフトウェアエージェントを含む)があった場合、Qanat Universeの利用期間が終了したときは、利用者は、JBATからの別段の指示があった場合を除き、それらを全て廃棄ないし消去するものとします。万一利用者がこれを怠った場合、JBATは、ソフトウェアのデータ等を自由に処分し、要した費用を利用者に請求することができるものとします。また、利用者は、Qanat Universe利用のために提供されていた資料、情報等については、全てJBATに返却するものとします。

第22条 (輸出規制の遵守)
1.利用者は、JBATの許可なくしてQanat Universe(技術データを含む)を、直接であるか間接であるかを問わず、輸出(ダウンロードを含む)してはならないものとします。また、いかなる用法によっても、兵器等の開発、製造、使用または貯蔵等に用いられるおそれを生じさせてはならないものとします。
2.利用者は、Qanat Universeに適用される全ての輸出関連法規(日本国およびアメリカ合衆国政府の政令、省令、命令、指示等を含む)を遵守するものとします。JBATの許可の有無にかかわらず、Qanat Universeの日本国外への持ち出し、輸出、使用に関しJBATは一切責任を負わないものとし、万一JBATに何らかの損害が発生した場合は、利用者はこれを補償する責任を負うものとします。

第23条 (損害賠償等)
1.本規約に関しJBAT(JBATの再委託先およびソフトウェア権利者を含む)が負う損害賠償責任は、第14条(保証)に定めるものの他は、強行法規に別段の定めがある場合を除き、債務不履行、不法行為あるいはその他の契約不適合への担保責任を含め、請求原因のいかんにかかわらず、JBATの責に帰すべき事由の直接の結果としてお客様に現実に生じた通常の損害に限られるものとします。また、次の損害については、損害発生の可能性につき予見しまたは予見し得たか否かにかかわらず、いかなる場合にも責任を負わないものとします。
(1)逸失利益または間接的損害(データの喪失、業務の停止等を含む)、特別損害、付随的損害、懲罰的損害、派生的損害もしくは偶発的事情による一切の経済的損失。
(2)第三者からの損害賠償請求に基づく利用者の損害
(3)データおよびプログラム等の無体物に対する損害。
(4)天災、地変、その他の災害、騒乱等の不可抗力等により生じた損害
2.前項に基づきJBAT(JBATの再委託先およびソフトウェア権利者を含む)が損害賠償責任を負う場合において、その賠償の総額は、損害発生の直接的原因となったQanat Universe提供に関するJBAT所定の料金1ヶ月分相当額を上限とするものとします。
3.前2項は、損害の発生がJBATの故意または重大な過失(故意とほとんど同視し得る極めて重大な注意義務違反をいう)に起因する場合には適用されないものとし、その場合は法令の定めにのみ従うものとします。
4.前3項の定めにかかわらず、JBATは、Qanat Universeを提供すべき場合において、JBATの責に帰すべき事由によりその提供をしなかったときは、Qanat Universeが全く利用できない状態にあることをJBATが知った時刻から起算して24時間以上その状態が連続したときに限り、販売者を通じた利用者からの請求に応じて、損害賠償の予定として1日につきJBAT所定の月次料金相当額の30分の1の金額を支払うものとします。ただし、JBAT以外のサービス提供者ないし第三者に起因するQanat Universe提供の中止の場合においては、約款にサービス提供者ないし第三者による特別の負担の定めがあるものにつき、JBATが当該サービス提供者ないし第三者より支払いを受けることができた金額の範囲内で、JBATから販売者を通じて利用者に対し支払うことに限られるものとします。以上は、「Qanat Universeの提供がされなかった事実」そのものに関する、保証ないし補償を含むJBATの損害賠償責任の全てとします。
5.利用者は、Qanat Universe提供の履行、不履行に起因して利用者に生じた損害を、JBATの再委託先およびソフトウェア権利者に対し直接賠償請求することは、一切できないものとします

第24条 (Qanat Universeの改廃)
1.JBATは、Qanat Universeの改善等の目的のため、JBATの判断によりいつでQanat Universeの内容の追加、変更改廃等を行うことができるものとします。
2.Qanat Universeの提供条件を変更する場合は、JBATは、原則として変更後の内容を、JBATのお客様向けWebサイトへの掲載、あるいは販売者または利用者の管理者へのメール等により通知するものとします。なお、特段の定めのない限り、掲載あるいは通知日以降も継続してQanat Universeの利用を継続することをもって、利用者は当該変更内容に同意したものとみなします。
3.本規約の他の定めにかかわらず、JBATが3ヶ月以上の予告期間をもってQanat Universe提供の廃止を通知または広告、広報等したときは、当該予告期間の経過をもって、Qanat Universeの提供は終了するものとします。この場合JBATは、受領済の料金があるときは、未履行期間分料金に相当する金額をJBAT所定の基準によりJBATへの支払者に払い戻すものとします。


第25条 (特記事項)
1.Qanat Universeは、パブリッククラウドとして以下のクラウド基盤を使用しています。これを変更する場合は、書面あるいはWeb上の記載(別途指定するサイトURLを含む)等により事前に通知・広告等するものとします。
・名称:Amazon Web Services
・クラウド事業者:Amazon Web Services, Inc.
・利用規約:https://aws.amazon.com/jp/legal/  「法務関連」(※2019年7月1日現在)
2.Qanat Universeには、JBATが著作権または使用許諾権を有していない以下のプログラムが含まれています。これらのプログラムの著作権等の取扱いは、当該プログラム所定の利用に関する規約または使用条件等によるものとします。また、当該プログラムに起因する不具合または権利侵害に関する保証、契約不適合の担保責任ないし紛争対応等についても、同契約または使用条件の範囲内に限られるものとします。
・fluentd  ・Kibana  ・Elasticsearch  ・Docker CE  ・Redis  ・Node-RED  ・emqttd  ・Nginx
3.商標権 (
1)fluentd は、トレジャーデータ株式会社の登録商標です。
(2)Kibanaは、Elasticsearch BVの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
(3)Elasticsearchは、Elasticsearch BVの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
(4)Docker and Docker logo are trademarks or registered trademarks of Docker, Inc. in the United States and/or other countries. Docker, Inc. and other parties may also have trademark rights in other terms used herein.
(5)Nginx は、 Nginx Software Inc. およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

第26条 (その他)
1.第6条(利用条件)第4項の場合を含め、Qanat Universeを利用することによって処理される、あるいはQanat Universeに関係する利用者または第三者のデータ、プログラム等に関する安全管理措置については利用者の負担とします。
2.利用者は、JBATの他、ソフトウェア権利者が、本規約上の正当な第三受益者として本規約の諸条件を直接行使し、かつ利用者に対して本規約に定める義務を直接執行する権利を有することに同意するものとします。
3.利用者は本規約に基づき取得する権利もしくは義務を、JBATの事前の書面による承諾なくして第三者へ譲渡もしくは移転、再提供等あるいは担保に供することはできないものとします。
4.JBATは、本規約上の義務の履行をJBATの親会社であるJBCCホールディングス株式会社あるいはJBCCホールディングス株式会社の他の子会社または関係会社ならびにその他の第三者に再委託することができるものとします。この場合、再委託先の行為は、JBATの行為とみなされるものとします。
5.強行法規に反する場合を除き、本規約に基づくいかなる請求権も、請求が可能となった時から24ヶ月を経過した場合には、時効により消滅するものとします。

第27条 (合意管轄)
本規約に関し訴訟の必要が生じたときは、東京簡易裁判所または東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とするものとします。

第28条 (協議)
利用者、販売者およびJBATは、本規約の効力の有無や適用範囲等が明らかでない場合、その他本規約に定めのない事項または本規約の解釈に関し疑義が生じたときは、各条項の趣旨に則り合理的な解釈を行うことに同意し、信義誠実の原則に従い協議の上、円満に解決を図るものとします。