初心者向けExcelRPAツールデジピタ!~第4回 デジピタの便利な機能"他の表からデータをセット"してみよう~

2019/10/28

2019/10/28




(今回のブログではデジピタ!の特徴の一つである「メニューからかんたん操作」より、

 便利機能の「他の表からデータをセット」する方法についてご紹介します!)

取引のある企業を調べてリスト化したい!

あおいちゃん、前回は、セミナーに参加する会社が、
それぞれ自分の会社と取引があるかどうか調べてリスト化したい
って言ってたよね。

そうなの。今度、うちの会社で開催するセミナーがあるんだけど、
そこに参加する予定の会社が、
会社の販売管理システムの顧客マスタに含まれているか調べたいんだ

今まではどうやってリストを作っていたの?

顧客マスタは、販売管理のシステムに入っているから、
今まではそのシステムで一社ずつ名前を検索して確認していたよ。
今回は100社近く参加してくれる予定なんだけど、
その方法だと時間がかかりすぎちゃう・・・

それは大変だね・・・。よし、その悩み、デジピタ!で解決しよう!

ピタリナ、お願い!



まず、セミナー参加予定の会社が顧客マスタに含まれていたら、
顧客コードを新しい列に追加する
、という操作をやってみるよ。

最初に追加したいデータを、デジピタ!に取り込む必要があるので
顧客マスタをデジピタ上にアップロードしてね

オッケー。準備完了!

それじゃあ、"全体"の列の左側の下向きの三角ボタン「▽」ボタンを押してみよう




なんだかみたことないメニューが出てきたよ。

"全体"のメニューでは、表全体に対する編集を行うことができるんだ。
「データのマージ」にカーソルを当てて、「他のデータから列を取り込む...」
というメニューを選択してみてね

うん。列名がたくさん出てきたね。




このメニューでは、今編集しているデータとデジピタ!上に読み込んである
別のファイルに共通する列があるとき、指定した列を合体させることができるんだ。

えー!とっても便利な機能だね!

それじゃあ、今回は会社名をもとに、販売管理システムの
顧客マスタから顧客コードを追加してみよう!




今編集している表編集データから"会社名"を真下のスペースにドラッグアンドドロップしてね。
次に、「参照先表編集データ」のプルダウンに、最初にアップロードした
顧客マスタのファイルを選択してね。ここでは、すでにデジピタ!上にアップロードされている
ファイルを選択することができるよ。

わ、顧客マスタの列名が出てきた。

そうそう、同じように、顧客マスタの"会社名"を真下のスペースにドラッグアンドドロップしてみて。
これで完全一致にチェックを入れると、会社名が完全一致したデータに処理を行うことができるんだ。
今回は列を追加するけど、行を追加することもできるよ。

なるほど~!

処理は、顧客コードの列を追加したいから、顧客マスタの列名の、
"顧客コード"を右の列名の追加したい位置に
ドラッグアンドドロップで追加してね。

簡単にできた!

これで「OK」を押すと・・・。




わーすごい!顧客コードが追加されてるね!

簡単でしょ。ここから顧客コードがついているものだけを抽出すると、
セミナー申込の会社の中で、すでに取引のある会社のリストを作ることができるよ。

わかった、前回の"フィルター"の機能でできるね!

さすがあおいちゃん、その通り!前回は、「文字列の種類」で項目を選択したけど、
今回は空白だけを除きたいから、前回とは違うフィルターのやり方を紹介するね。
"顧客コード"の列メニューから、
「フィルター」→「状態で絞り込み」→「空白で絞り込み」を順に選んでみて。







前回の「文字列の種類」のフィルターとは違って、
「空白」か「空白ではない」の2種類が選択できるんだね!

そう!フィルターで「空白」を選択したら、
顧客マスタに存在しない会社を抽出することができるよ。

ほんとだ。この空白のある行を削除するにはどうすればいいの?

"全体"のメニューを選んで、今度は
「削除」「マッチしたすべての行を削除」をクリックしてみて。







空白を含む行が削除された!顧客コードが入っていて、この列が空白じゃない行は残るんだね。

そうなんだ。デジピタ!では、フィルターをかけた状態で操作すると、
抽出されているデータにのみ、処理をすることができるんだ。

へえー!いろいろ使えそうな機能だね!

そうでしょ。ここで「空白ではない」を選択すると、
セミナー申込会社の中で、会社と取引のある会社のリストを完成することができたね。




すごーい!ありがとう、ピタリナ!!今回のポイントは「他のデータから、列や行をマージすることができる」ってことだね!!

そう!是非、この機能に使ってみてね。あおいちゃん、他にも困ってることある?

実はまだまだあるの。
うちの会社の顧客データをメンテナンスしようと思ってるんだけど、
去年のデータと今年のデータを比較して、
顧客の住所が変わっているものを確認、修正したい
んだ。
これってデジピタ!で簡単にできないかな?

もちろんできるよ! じゃあ次回は「比較した列を追加する」をためしてみよう!

ありがとう、ピタリナ。次回もよろしくね!

◇まとめ◇

デジピタは、ドラッグアンドドロップで他のファイルからデータをマージすることができます!

※登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

◆「デジピタ!」ご紹介ページはこちら


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